6月5日(土)、6日(日)に東京目黒にありますCLASKAで、D_AI_Yというイベントが
開催されました。主催者のお言葉に寄れば「D♥Y(ディー・アイ・ワイ)」は、
相互が作用しながらその場でしかできないモノやコトを生み出す、体験、共感型の
新しいイベントです。」というもの。羽ペン工房としても、普段お会いする機会の
ない方達と交流できて手書きの面白さをお伝え出来たらと思い参加させて頂きました。![]()
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羽ペン工房は、6日にブースでアルミで作るペンで「筆跡残し」を体験して頂くのと、
鵞鳥の羽ペン作りのWSを提供させて頂きました。
普段は手書き文字に触れたことがなく、また若い世代の方達が、自分の作ったペンから
面白い線が描けることにとても驚いて、とても楽しんでくださる様子が
微笑ましかったです。
結果、50人近くの方が自分のペンを作り、線を書き、描き…!![]()
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屋上には小部屋があり、そこでは羽ペン作りのWSを行いました。始まってからの
飛び入り参加も自由なゆるい感じが良かったです。
今回は1時間という短い設定だったので、講師がスリットまでカットしてきて、
参加者は、ペン先を整えてカットするだけで出来上がる
ように工夫しました。みなさん、羽ペンから出来る線に興味津々のご様子…。
とても和やかに楽しく過ごせたようです。![]()
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屋上からは、東京周辺が見渡せ、イベントも手品まで様々でした。お天気にも恵まれて、
最後までお客さまが絶えない熱気でありました!
カリグラフィーの領域を超えて、他の分野の方達と出会えたのがとても嬉しくて、
貴重な体験となりました。
海外では、屋外で体験WSのイベントはよくあるようですが、国内でも
こういう企画が今後もあるといいなぁ…と実感です。
羽ペン工房 星 幸恵
以前からずっと切望していた歌舞伎文字勘亭流のワークショップが
3月21日に実現しました。
未明には台風並みの暴風雨で交通の心配をしましたが、
参加者の方がいらっしゃる頃には空も明るくなり一安心。
講師をお願いした書家の川田真壽さんは、去年の羽ペン作りのWSにも参加して頂き、
ご縁を温めてきました。川田さんの師匠である伏木寿亭氏と勘亭流については、
Letter Arts Review vol.23:1(Fall 2008)にとても詳しく記事が掲載されています。
伏木先生もご自身で「歌舞伎文字勘亭流/翰林書房」を書かれていて、とても参考になります。
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川田さん手作りの紙芝居仕立てで歌舞伎や歌舞伎文字の歴史や背景などを説明して
もらいました。所々がクイズみたいになっていて、とても面白く勉強になりました。
詳しいことを知らない立場からすると、お相撲や寄席で見る文字も同じなのかと思って
いましたが、それぞれは異なり、広義で江戸文字の仲間となるそうです。
確かに文字を見ると、相撲の文字は大胆で動きがあり、寄席の文字は喋りたい雰囲気が
筆致に表れている感じです。川田さんがおっしゃるには、町中には案外江戸文字が
使われているとのことです。工房前の道路を挟んで向かい側のお蕎麦屋さんでも
「商い中」と出された看板は江戸文字でした!
江戸文字の中で勘亭流とは歌舞伎の世界でしか使わない、歌舞伎のために作られた
文字だそうです。特注なわけです!1779年に当時の御家流書家であった岡崎屋勘六が
依頼を受け、書いたのが始まりと言われているそうです。
そして勘六の号・勘亭から勘亭流と呼ぶようになったそうです。
この勘六さんがデザイナーとして優れていたのでしょう...。
勘亭流を作るときに文字に3つの願いを込め
(1.太く...隙間を少なくして客席に隙間無いよう、2.丸く...無事円満であるように、
3.内側にハネル...お客様を劇場内にハネ入れるように)
視覚的にも効果絶大な文字となったのです。
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参加者の皆さんの前で早速デモンストレーション!川田さんの始筆、終筆、筆運び...
を逃さないように真剣に見つめて...初めて見るので少々興奮気味(笑)。
普通の書道とは違う筆使いに興味津々でした...でもこれが自分で書けるのか?と
皆さん少し心配な様子...。そして練習へ!